Research

保存・修復・調査研究

保存・修復

石橋財団は国立西洋美術館と共同で1962年にフランスの修復家ジャック・マレシャル氏を招聘して所蔵作品を洗浄・修復するなど、日本でいち早く文化財保護の考え方を浸透させてきました。現在も、万が一の災害に対するリスク分散を考えて保存と展示を分離できるよう、美術館とは別の場所に「石橋財団アートリサーチセンター」(ARC)を設けるなど、最善の作品保存・修復に努めています。

修復処理中のマレシャル氏
石橋財団アートリサーチセンター
高精細大型スキャナーによる作品スキャニング

調査研究

石橋財団では、学芸員それぞれの専門分野についての日々の研究をもとに、作品収集や展覧会企画に取り組んでいます。また、石橋財団アートリサーチセンターのライブラリーを中心とした貴重図書や資料の収集・公開も行なっています。

石橋財団アートリサーチセンター ライブラリー
作品状態調査の様子